社員インタビュー

interview

治験における情報伝達の主役

CRA : Clinical Research Associate
臨床開発モニター

治験における情報伝達の主役

K.H.さん

理学研究科 大学院卒

2018年入社 Global 臨床開発

中学時代から始めた琴を現在も続け、週末は演奏活動を楽しむ。
大学では免疫のメカニズムについて研究し、大学時代の経験を活かしてオンコロジー領域の治験に携わる。

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自ら考え実践できる会社

新日本科学PPDは、自分自身のことだけではなく、他の社員のことも考え、働きやすい職場環境や組織作りを社員発信で行える会社だと思います。
社内には、生産性向上に向け、業務効率化を見直すタスクフォース活動や、職場環境改善を目的とした新日本科学PPD委員会と呼ばれる社内活動があり、社員自らの意見や思いを会社に反映できる環境が整っています。新日本科学PPD委員会などの一部の活動メンバーは立候補制なので、会社をより良くするアイデアをトップダウン方式ではなく、自分たちで考え実践することができます。
私自身も、CRAとして先輩方に教わりながら働く一方で、臨床試験に新たに導入されたITツールのメンターとしてチームの枠を超え、困っている社内ユーザーのサポート活動に参加し、働きやすい環境づくりに貢献しています。
こういった社内活動を通して、他部署の様々な年代の方々と交流する機会が増えるため、小さなことでも相談できるつながりができ、ストレスなく安心して働くこともできます。

自ら考え実践できる会社
本質を捉える大切さを仕事を通じて学ぶ

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本質を捉える大切さを
仕事を通じて学ぶ

入社してから現在まで、Global 臨床開発事業部で新しい化合物に関する国際共同試験の実施施設の立ち上げに携わってきました。
施設の立ち上げ時は、医師や施設スタッフの方々に試験や治験薬の説明を行い、必要な準備を実施いただくなど、ご協力いただきながら、手続きを進めていきます。
その中で学んだことは、「ほんとうにやらなければならないことは何か」を考えること、また、「他人の意見を聞くこと」です。
はじめは、こちらの要望を伝えることに必死で、うまく業務を進められず葛藤することが多くありました。負けず嫌いな性格も相まって、いかにこちらの要望どおりに実施してもらえるかということだけを考えていましたが、マネージャーや先輩に相談するたびに「なぜ、このお願いが必要か」ということを考えさせられ、要望の本質を捉えることができるようになってきました。お願いに意味を添えるだけで、施設の方にも必要性が伝わって円滑に進められるようになりましたし、ある程度の経験は必要ですが、要望の本質を考えることで、実施いただくためのアプローチの選択肢が広がってきたように感じます。
また、学生時代は自力ですべてを解決しようとすることが多かったのですが、先輩方からアドバイスをもらうことも積極的に行うようになりました。自分一人では偏ってしまいがちな思考も、先輩方の経験を教えていただくことで、違う視点から自分で新しい解決策を見出すことができるということに気づけるようになりました。
現在、携わっている新しい試験の立ち上げでも、これまでの経験を踏まえ、自分なりに試行錯誤しながら施設の方と協力して試験が開始できるよう頑張っていきたいです。

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将来を見据えて

将来的にはチームをマネジメントするCTMになりたいと考えています。
元々CRO業界を志望した理由の一つに、より良い新薬をより早く患者さまに届けることに貢献したいという想いがありました。CRAは、安全に治験が実施されているかモニタリングする仕事ですが、CTMはクライアントと試験全体の進捗のかじ取りを行い、より早く新薬を開発するための大事な役割を担っています。もちろん、まずは一人前のCRAになるべく、日々経験を積んでいきたいと考えていますが、英語を使う仕事にも携わりたいと考えているので、海外のクライアントと仕事をするCTMはとても魅力的だと感じています。
新薬開発もグローバル化が進んでおり、英語での円滑なコミュニケーションがより早い新薬開発に貢献できると思うので、将来を見据えて、英語学習にも励んでいます。

将来を見据えて

Message!

Message!

就職活動中、どうしても「いい会社を見つけないと」と気負ってしまうことがあるかもしれません。
そのような時、私は、「自分が何をしたいのか」「どんな会社で働きたいか」を考えて、面接や会社説明会で話を聞くように意識していました。インターンシップや説明会など、質問する機会はたくさんあると思いますので、不安なことが残らないように、聞きたいことを全部聞いてみてください。
おかげで私は、自分が働きやすいと思える環境で、自分がしたかった「新薬開発」に携わることができています。
同じ業種でも働く環境は様々なので、自分に合う会社を見つけられるように、気負わず頑張ってください。