社員インタビュー
interview
治験における情報伝達の主役
内勤CRA : Clinical Research Associate
臨床開発モニター
M.I.さん
理工学部 大学院卒
2021年入社
6年間他社CROでCRAを経験し、PPDSNBLへ入社。
入社後は内勤CRAとして治験手続き業務に従事。現在は、これまでのCRA経験を活かしRemote CRA(内勤)にて活躍中。
一緒に働くメンバーとの
連携を意識
ECD(Evolving Clinical Delivery)モデルが導入されたことで、リモートでできる活動の幅が広がると同時に各役割の専門性が発揮されるようになりました。
私は現在、Remote CRAとして、医療機関で適切に治験を進められるよう治験の申請手続きをはじめとした内勤でできるCRA業務をおこなっています。Remote CRAが医療機関と担当試験とをつなぐ窓口業務など(Site management)を行っているため、試験全体の運営や管理(Study management)を行っているCTMから頂いた情報を整理し、一緒に働いているOn-site CRAやAssistant CRAへ業務リクエストを出しています。担当試験では治験開始に向けた準備を進めている段階ですが、医療機関への訪問を担当するOn-site CRA、サポート業務を行うAssistant CRAと協力し、業務を分担しながらチームで仕事をしています。
Remote CRA はOn-site CRAやAssistant CRAの指導/サポートや業務量管理など(People management)にも携わっています。毎月の1on1では業務の進捗の確認だけではなく、メンバーのキャリアプランを確認し、どんな経験を積むことで成長を促すことができるのか、目標を達成するためには何が不足しているのかなどをF2Fで相談しています。
Site managementとPeople managementの両方を兼務するため、業務の幅が広く、日々どうやって業務を進めていくのが効率的なのかを考え行動しています。また、自分の今後のキャリアプランを選択する際にStudy/Site managementとPeople managementのどちらに興味を持っているのかを測る物差しとしても使えるため、自分の適性を知る機会にもなる良い体制だと思っています。
一日でも早く新薬を患者さんに
届けていくために
自分が携わった薬剤が未来の患者さんやそのご家族の笑顔につながる、CRAはそんなやりがいと責任感がある仕事です。医療機関と治験依頼者それぞれの意向を確認しすり合わせる、といった治験を円滑におこなうための調整役を担うため、両方の目線に立ち考えられるよう努力しています。しかし、医療機関や治験依頼者により考え方に違いがあるので、相手に合わせた表現や伝え方、提案が求められていると感じます。お互いの主張がなかなかかみ合わず交渉が難しい状況の場合にも常に建設的な意見を出し、双方納得できる結果へ繋げることがCRAとしての役割だと思います。苦労の末に治験が医療機関で開始され、患者さんに参加いただけた時には達成感もひとしおです。それと同時にこの患者さんが安全に治験を進めることができるよう、医療機関や治験依頼者と情報の交換を行っています。
私は中途での入社ですので、入社当初はこれまでと異なるシステムやフローに慣れず戸惑うこともありました。新日本科学PPDは各種サポートが充実しているため、わからないことに対してすぐにフォローしてくれるところが魅力です。また、何かあれば風通しの良い風潮のため、自分の上司だけでなく各部門の部門長や栗岡GMと直接話せる機会もあります。社内での動きやすさがCRAとしての動きやすさにつながり、最終的に患者さんへつながっていくと考えています。