Our Strategy
新日本科学PPDは、売上や利益目標ではなく、顧客に質の高い成果物を提供することを第一目標に、強固な事業基盤を構築しています。
当社は、国内における臨床開発に豊富な知識と経験を有する「新日本科学」と、全世界47カ国に開発拠点を有しグローバル開発を展開している「PPD」との合弁会社として2015年にスタートしました。 その両者の結びつきによって生まれた当社は、’内資と外資の両方の特徴を有している’ことを強みとしています。
両者の知識と経験を融合させることで、グローバル試験・ローカル試験どちらのタイプの試験においても高品質のサービスを提供することができます。
PPDグループ全体の従業員数
日本国内においてグローバル臨床試験を実施するためには、世界と日本のルールの違いを認識することが必要です。当社は、20年以上のローカル試験で培ったノウハウを基に、グローバル試験の日本パートも日本の環境に適した形で実施することができます。これにより、日本の顧客、特に病院の先生方やスタッフの方々からも高い信頼を得ています。国内外の顧客から多くの新規ビジネスの機会を頂いており、2015年以降着実に成長を遂げています。
PPDグループ全世界の拠点数
製薬会社と同等レベルのファクションを有しており、各ファンクションを20年以上のローカル試験で培ったノウハウを有するリーダーが率いています。それぞれのファンクションの専門性を融合することで、第Ⅰ~Ⅳ相試験まで臨床開発業務にフォーカスすることができます。社内でのジョブローテーションも可能です。
また、IT導入による業務の効率化も図っていることから、ITやシステム面に精通したCRA数人を、治験のシステムコンサルタントとして任命しているほか、社内の業務プロセスの改善や、生産性向上に向けて活動しているDigital&ProcessOptimization部門などを設置しています。
顧客(製薬会社、病院)から高い評価を得ていることに加え、今までに査察や監査において重大な指摘を受けていないことが、結果として多くの案件受託に繋がっています。これまでは、海外の大手製薬企業の国際共同治験をPPDが受託し、新日本科学PPDが日本パートを担当するというビジネスモデルが主体でしたが、ここ数年は、日本法人を持たない海外のバイオベンチャーからの受託も急激に増加しています。
PPDのグローバルネットワークを活用し、日本国内だけではなく世界各国の製薬メーカーが開発している新薬に携わることができます。さらに、大手製薬メーカー10社以上とパートナーシップ契約を締結しており、今後さらなる市場拡大が見込まれています。
悪性腫瘍や中枢神経系疾患、循環器系疾患、代謝・内分泌系疾患等、領域を限定することなく幅広い領域の試験を受託しています。特に、がん領域のグローバル試験が増加傾向にあります。
(※2023年12月現在)